はじめに
本記事では「デジタルノートアプリってなんぞや」という方を対象にして、デジタルノートの魅力をお伝えしていこうと思います。
デジタルノートの魅力
まずいきなりですが、デジタルノートの魅力をご紹介します。
- 文字の記入も削除も自由自在!
- ノートの合間にもページ追加可能!
- 写真や図形も簡単追加!
- 場所をとらない!
- 使っているとデキる人に見られる!
あれ?まだよくわからない?
そんな方のために以下で詳しくご紹介していきますね。
文字の記入も削除も自由自在
デジタルノートへの記入はもちろんボールペンやシャーペン、鉛筆なんかは使いませんし、消すときだって消しゴムなんて使いません。
指でも書ける、スタイラスペン(スマホやタブレット端末用のタッチペン)でももちろん書ける。
消すときも消しゴムのボタンをタップして、消したい箇所をなぞるだけ。消しカスなんて出ないし修正液が乾くのを待つ必要も修正テープのように破れる心配もありません!それに消した箇所は完全にもとに戻るので修正した跡だって残しません。
範囲指定で言えば、一定の領域を選択して掴んで動かすことだってできちゃいますよ。
ノートの合間にもページ追加可能!
紙のノートってあとから途中にページを追加することってできませんよね。ルーズリーフならできるんですけど。
そんなルーズリーフ的な使い方も可能です。
写真や図形も簡単追加!
紙のノートにも図を書いたり、写真を印刷して貼り付けることはできるかもしれません。
でもきれいな図を加工と思えば定規やコンパスがいるかもしれません。写真を貼り付けたければ印刷する必要もあるでしょう。
デジタルノートアプリならそんな必要はありません。手書きで書いた図形が、きれいな図形に変換されたり、図形を選択して挿入できたり、写真も選択するだけです。
手書きよりもより美しいノートを作成することができるでしょう。
場所を取らない!
当たり前のことですが、デジタルノートはデータですので、紙のノートのように数が増えて場所をとるようなことはありません。
タブレットが1つあればその中にすべてが収まります。
この場所を取らないというメリットはデジタル化の中でも本をデジタル化して管理する場合によりメリットを感じるのですが、ノートの省スペース効果も侮れないものがあると思います。
もちろん場所を取らないが故の持ち運びやすさもポイントだと思います。
使っているとデキる人に見られる!
実用性の面からは少し離れますが、やはりまだまだ紙が主役のこのご時世、タブレットでデジタルノートアプリを使いこなしていると周りの見る目が変わります。いかにも先進的って感じですからね。それで興味を持つ人が増えてくればどんどんこの類のアプリの需要も増して、よりよい製品が生まれるチャンスがでてくるでしょう。
実際の利用方法
勉強に
例えば問題を写真に撮ったり、ネット上に問題が落ちているのならそのスクリーンショットを撮影して、ノートに挿入しましょう。
問題集をコピーして、ハサミで切って、糊で貼り付けて、などといった作業とはさようならです。
(私が高校生の頃はこんなこともやってました。時間がもったいなかったなぁ。)
当然ペンの色だって変えられますので、自分の答えを黒で書いておいて答え合わせは赤色で、という紙のノートでできることは簡単にできちゃいます。
PDFビューアとして
ページの挿入や書き込みが容易にできるという点を活かして、単なるPDFビューアとして活かすのもいいでしょう。
本をいわゆる『自炊』してPDF化している方なら、そのPDFファイルをノートアプリで開けば、ノートアプリがPDFビューアと化します。
好きなところに書き込むこともできれば、元データを残しておくことで何も書き込んでいないデータも残しておけます。
学生なら問題集の次ページに計算用ページを挿入してそこで計算することもできるでしょう。問題集とノートを一体化させることができます。
日記・スケジュール管理に
ノートのページはまっさらなものや、単純な罫線が入っているものだけではありません。
もっと複雑な、スケジュール帳のようなフォーマットを用意してくれているアプリもあります。
自分でフォーマットを作成して、それをコピーしてページを増やすこともできるのでなんでも応用が利きます。
逆に紙ノートに勝てないところは…
さて、ここまででデジタルノートのメリットは紹介してきましたが、すべてが紙ノートに勝っているのでしょうか?
さすがにそんなことはないと思います。紙には紙の良いところがありますね。
個人的に紙のほうが優れていると思うところを以下にまとめます。
- 紙の質感、書き心地が良い
- 好きなペンが使用できる
- 軽い
- 学校でも使いやすい
紙の質感、書き心地が良い
デジタルノートも質の高いスタイラスペンの登場により、書き心地はかなり良くなってきました。
とはいえ、やはり紙には到底かないません。この質感の違いがどうしても許容できないからデジタルノートは使えない、という方もいるかもしれません。
ただし、そういった方でもひとまずはiPad ProとApple Pencilの相性はぜひ試してみてください。お店に行けば試せると思います。
なお、iPadの保護シートによって書き心地に差が出ると思います。ガラスシートはツルツルなので多少ザラザラしているシートのほうが書き心地的には良いのかもしれません。ペーパーライクの保護シートを超オススメします。Apple Pencilを使うのならマストアイテムだと思っています。
(私自身はガラスシートです。ツルツルです。)←当時はガラスシートを使っていましたがぺーパーライク保護シートに乗り換えています。あまりに違いすぎます。
好きなペンが使用できる
少なくともこれまで学校では紙のノートとペンを使ってきたでしょうから、それぞれにお気に入りのボールペンやシャーペンがあると思います。
iPadでは指もしくはスタイラスペンに限られますし、ペンもある程度の種類はありますが結局私がおすすめするのは少々高くてもApple Pencilです。
紙の場合は選択肢がとても広いですが、iPadでデジタルノートを利用するのであればApple Pencil一択ですので、お気に入りが使えるという点は紙ノートが勝るところでしょう。
(Apple Pencilもスタイリッシュでかっこいいです)
軽い
重量的な意味では紙の勝利ですね。
iPadなら数百グラムはありますが、紙ノートはかなり軽量ですよね。1冊を持ち運ぶことで考えると紙が勝ります。
学校でも使いやすい
使いやすい、というかまだ高校までは紙ノートしか使うことができないと思います。
(もし許容されているところがあるのならびっくりです。すごく先進的ですね。素晴らしいと思います。)
大学に入ればその辺は自由だと思いますが、まぁ固定観念的なものもありますが、少なくとも義務教育くらいまでは紙ノートが向いている気はしますね…。
高校生くらいになれば上手に活用できそうですのでデジタルノートも使われるようになっていくと便利なのでしょうが…。
おわりに
デジタルノートアプリの普及を願っておすすめのポイントを紹介してみました。
これで興味を持った方はぜひ何かしらのアプリを試してみてもらえればと思います。
有料アプリが多いジャンルではありますが、無料で試せるものも複数あると思いますので是非試してみてください。
ただし最高の相性を感じられるのはiPad ProとApple Pencilだと思います。
(追記:ペーパーライク保護シートもぜひココに加えてください!)
興味があればぜひこの組み合わせを実感してください。
ちなみに有料アプリでも良ければ私はGood Notes4を超オススメしています。
(ぜひ以下の記事も読んでみてください)