メジャーアップデートにより、GoodNotes 5がリリースされました。
何が変わったかを扱った記事を書いていますのでぜひこちらもご覧ください。
GoodNotes5は4からどう変わった?早速試してみたよ!【大人気ノートアプリのアップグレード】(追記:2019/01/24)
はじめに
本記事ではApp Storeで人気配信中の手書きノートアプリ『GoodNotes』のご紹介をしていきます。
個人的には2018年4月22日現在最も気に入っている手書きノートアプリです。
(※追記:18年12月4日時点でも相変わらずの一番お気に入りです)
『GoodNotes』とは
いわゆる『手書きノートアプリ』に属します。
『手書きノートアプリ』とは、iPad自体が紙のノートになったかのようにそこに自由に文字を書き入れたり、絵を書いたりすることのできるアプリです。
手書きノートアプリの良さは別記事でまとめていますので以下の記事を参照してください。(ちなみにデジタルノートアプリ、手書きノートアプリは同じ意味で用いています。前者は紙ノートとの区別に焦点を当てた呼称として。)
紙のノートは時代遅れ?! デジタルノートアプリを使ってみよう!そんな手書きノートアプリもいくつかの種類が配信されていますが、それぞれが特徴を持っていますのでそれを紹介できたらと思っています。
こんなノートが作れます
とりあえず、すごくシンプルに「こんな感じのノートが作れますよ」っていうのを伝えるために1ページ書いてみました。
とりあえず字が下手なのはご容赦ください。手書きノートアプリなので手書きしなきゃつまらないですしね…w
メニューバー解説
画面上部に表示されているメニューバーの解説です。
見てわかるものも多いと思いますが、ペンと消しゴムの切り替えや、文字色・太さの変更などいろんなことをここから選択して行います。
①『ノート』ボタン
このボタンを押すとノート各ページのサムネイル画像が表示され、全体像を確認することができます。
タップしたページに移動することが可能です。
また、ページの追加は左上の『+』ボタンから可能です。
画像のように挿入したい部分を選択してページを追加する形式です。
『コピーしたページをペースト』というのもあるように、ページ自体の複製も可能です。
またページのソートも可能で、このサムネイル画像部分で移動したいページを長押しするともち上げられるので、好きな部分に移動させることができます。
ただし、ページ数が多い場合にこの一覧画面を下にスライドさせるときに不意に長押しと感知されてしまい、意図しないページの入れ替えが起こってしまったこともあるため気を付けたいところです。
②『追加』ボタン
追加ボタンでは画像のようなものが挿入可能です。
『イメージ』
つまり画像(写真)です。
端末自体のストレージに加え、iCloud Drive、カメラや、OneDrive、Box、Dropbox、Googleドライブといった主要なクラウドストレージからも直接挿入が可能です。
『テキストボックス』
手書きノートアプリではありますが、一応テキストボックスを使ってきれいな文字も入力することができます。
もちろん文字の色や大きさは変更できます。
『ブックマーク』
現在表示しているページにブックマークを付けることができます。
ブックマークを付けたページは、先ほどの『ノート』メニューでアクセスがしやすくなります。
(『ノート』画面を表示後、下のメニューで『ブックマーク』を選択
『ページを上(下)に追加』
現在表示しているページの前後いずれかに新規ページを挿入することができます。『ページ』画面でも可能な操作ですが、ここからも可能です。
『上(下)に読み込む』
画像と同じストレージの候補からPDFや画像を選択して前後いずれかにページとして挿入することができます。
③『図形』ボタン
ここをタップすることで、フリーハンドで図形を書いてもきれいな図形に変換してくれるモードがONになります。
三角や四角は少し使いづらさが残る(正三角形や正四角形が書きづらい)ため今後の修正に期待したい部分です。
円に関しては使いやすいです。
④『拡大手書きフォーム』ボタン
上のノート部分に四角い枠が表れて、その部分が拡大されたものが下のスペースに表示されます。
手書きする部分を拡大表示することによって書きやすくするという機能です。かなり気の利いた機能もあってものすごく便利でとてもよく使います。
見ていただいて分かったかもしれませんが、半分を超えたあたりで左側に続きが書けるようになります。端まで書かなくてもよいので非常に書き続けやすいです。素晴らしい気遣い。
拡大表示する部分の大きさも変えられるし、このつくりには非常に満足です。
⑤『ペン』ボタン
ペンの種類は『ボールペン』と『万年筆』があります。それぞれどんな風に書けるのかは『こんなノートが作れます』の部分を参考にしてください。
『プリセット』ではあらかじめ準備されている基本的な10色と4種類の太さが選択できますが、『編集』ボタンを押すと、お気に入りの色を追加で登録することもできます。太さに関しては4種類までしか登録することができませんが、その登録しておく太さは変更可能です。
なお、『カスタム』モードや、『編集』の追加で選択できる色・太さは画像のようなUIで設定します。このくらい細かく変えることができればほとんどの人は満足できると思います。
⑥『蛍光ペン』ボタン
『ペン』ボタンと同じようなUIです。色は5色、太さは3種類が登録されていますが、これも色はお気に入りを追加しておくことが可能です。太さは変更のみ。
色のバリエーションは『ペン』の設定と同様です。
⑦『消しゴム』ボタン
大きさは3種類から変更可能。この大きさはこの3通りで固定のようでして、変更することができません。
⑧『投げなわツール』ボタン
『投げなわツール』で意味が通じる人も多いとは思いますが、要は範囲選択するためのツールです。
次のGIF画像を見てもらえれば印象がつかめると思います。
このようにペンで対象を囲ってあげるとその範囲のものを持って移動させたり、まとめて削除したり、サイズ変更したり、色を変えたり、などとかなりいろんなことができます。
単純に移動させる機会も多いですし、まとめて削除もよく使います。
紙だと当然ちょっとずれてても移動させることができませんが、「あー、ここもうちょっと隙間が欲しいのに文字で埋まってる…」というときにこの機能で移動させてスペースを作ることだってできちゃいます。
紙ノートにはないデジタルノートの超絶メリット機能の1つでしょう。
⑨『スタイラスペン機能停止』ボタン
えーっと名前はよくわからないので適当に付けました(
これをONにしておくとペンで触っても書くことができず、指と同様の動きをするようになります。つまりページのスライドなど。
⑩『元に戻す』⑪『やり直し』ボタン
ひとつ前の操作を取り消すボタンと、取り消しを取り消すボタンです。
文字を書いた後に修正する場合は、場合によっては消しゴムで消すよりも『元に戻す』を連続でタップしてやる方が早くて正確なこともあります。
勢いあまってタップしすぎたときは『やり直し』ボタンでOKですね。
⑫『オプション』ボタン
『ページを消去』
現在表示しているページをクリアすることができます。全体を消したいときは消しゴムよりもこれが早いです。
『書き出す』
現在のノートの今表示している1ページ、またはノート全体を対象として別ファイルに書き出すことが可能です。
形式はイメージ(png形式)・PDF・GoodNotes書類の3タイプが選択可能です。
これも大変便利な機能ですね。画像は1ページだけならスクショでも構いませんが、ここからだと全体をまとめてエクスポートすることが可能です。
『プリント』
現在表示している1ページまたはノート全体を対象として印刷が可能です。
なお、私の家にはプリンターが無いので使用したことはありません^^;
『検索』
なんと、手書き文字まで検索の対象とすることが可能です。
私のこんな字でもちゃんと認識してくれるんですよね。
もちろんPDFファイルも検索の対象となります。
『スマートスタイラス』
設定されているスタイラスペンの確認と『1本指でパン』『圧力に反応』の2つの設定ができます。
『1本指でパン』を有効にすると、1本指で触った場合にもパン(ページめくり)が可能になりますが、これを外していると2本指で触った場合に限りパンできます。これは常にONにしています。
『圧力に反応』はペンの圧力に応じて『万年筆』の字形がそれっぽいものに変わります。ボールペンはそんなに違いがわかりません。私は普段はこれはOFFにしています。
『その他のオプション』
現在の用紙テンプレートを変更したり、『手書き位置』の設定ができます。
後者はこんな感じ。
手のイラストをくるくる回して設定ができます。これapple pencil以外のスタイラスペンを使っているときに手の部分が当たっても反応しにくくする設定かな?
apple pencilしか使わないので気にしたことがありません。
『最後のページに移動』『ページに移動』
名前の通りです。『ページに移動』は移動したいページ数を正確に覚えていない限りは『ページ』ボタンからサムネ画像を見つつ選択する方がよいでしょう。
まだある!スゴイ機能の紹介
さて、ここまででメニューバーで行える基本的な設定などについて触れてきましたが、紹介しきれなかったおすすめの機能があるのでここで触れていきます。
投げ縄ツールを用いたスクリーンショット保存
投げ縄ツールで好きな部分を選択して、その部分だけを画像として保存することができます。
投げ縄ツールは本当に便利ですね。
手書き文字をテキストに
『検索』で手書き文字も対象とできることは先に触れたとおりですが、それを活かしてテキストにも変換することができます。
正直使ったことはないのですが、この技術はすごいですね。
私も自分の字が正しく認識されてうれしい限りです(
おわりに
さて、私のイチオシ手書きノートアプリ『Good Notes』の紹介をしてきました。
「デジタルノートに興味はあるけどなかなか挑戦できなかった」という方がおられましたら是非試してみてください。
何度も言いますが、『iPad Pro』と『apple pencil』の組み合わせが超絶おすすめです。というかこの組み合わせじゃないと使い勝手がめちゃくちゃ落ちると思います。
『iPad Pro』をお持ちの方、もしくは購入予定のある方はぜひ『apple pencil』も同時購入し、手書きノートアプリのすばらしさを体感してみてください。
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Apple Pencilと組み合わせるとマジで最高の組み合わせになります!