パソコン上の画面を画像ファイルとして保存するには…?

はじめに

さて、今回は特にパソコン初心者な方に向けての記事を書いてみます。

モニタ画面上に表示されている情報は簡単に画像にして保存することができます。

その方法を見ていきましょう。

やってみよう

今日は画面を画像として保存する2つの方法を紹介します。

1.Print Screen キーとペイントを利用した方法

まずはキーボードの右上の方にある「Print Screen」ボタンを探しましょう。

キーボードにもいろいろなものがありますので、一概に「ここ」と言えるものではありませんが、だいたい上の画像のような位置にあります。

そして「Print Screen」と書いてあったり、サイズ的に「PrtScn」と省略してあったりしますがそれです。

これをポチッと押すだけでスクリーンショット(通称:スクショ)を撮影することができます。

パソコン画面を撮影することを「スクリーンショット(スクショ)を撮るという言い方をします。ちなみにiPhoneだとホームボタンと電源ボタンの同時押しでスクリーンショットが撮影できますね。

なお、「Print Screen」ボタンを押してもカシャッとかピローンという音が鳴るわけではありません。特に反応がないので撮れているか不安になることでしょう。

そこで何かしらに貼り付けてみます。今回はWindowsに付属の「ペイント」を使ってみましょう。流石にペイントは皆さん使ったことがあるでしょうか。

スタートメニューを開き(画面左下のウインドウズマーク)、「Windows アクセサリ」フォルダ中の「ペイント」をダブルクリックして開きます。

↑ペイントを起動したところ。

ここで「Ctrl」+「V」で「貼り付け」をします。

「Ctrl」+「V」で貼り付け というのを知らない方はこちらの記事も参考にしてください。

↑貼付け後。とりあえず適当な画面をスクリーンショット撮影してみました。

あとは保存するだけです。

左上の「ファイル」→「名前をつけて保存」でOK。

ファイルの形式はよくわからなければ「PNG」または「JPEG」のどちらかにしておけばOKです。

これで画面画像(スクリーンショット)を保存することができました。

+αのテクニック

たとえば、先程の例ではデスクトップ上にブラウザが開かれている画面を撮影してみましたが、ブラウザのみを撮影したい場合を考えてみます。

つまり、

これだけを撮影したい場合です。

この場合は、撮影したいウインドウをアクティブ(触っている状態のこと。たとえばそのウインドウ内を適当に1回クリックしておけばそれでアクティブという状態になる)にした状態で、「Alt」キーを押しながら「Print Screen」ボタンを押しましょう。「Alt」+「Print Screen」「アクティブウインドウのみを撮影」というコマンドになります。

あとは先ほどと同様にペイントに貼り付けて保存しましょう。

 

2.Snipping Toolを使う方法

もう一つ、Windowsには最初から便利なツールがついています。

今度はこのSnipping toolというのを使ってみましょう。

ペイントと同じような場所にあります。スタートメニューの「Windows アクセサリ」→「Snipping Tool」です。

↑こんな小さな画面が立ち上がると思います。

「新規作成」をクリックすると、画面が白っぽくなって、撮影部分の選択画面になります。

撮影したい部分をドラッグして四角で囲むとその部分が画像として保存できます。

↑ドラッグして赤色枠を動かします。

撮影後にそのままペンで書き込むこともできます。

 

保存はこのボタンで。

Alt+Print Screenのように特定ウインドウを撮影するには?

 

モードを「ウィンドウ領域切り取り」に変更すればウィンドウを選択してそれだけを撮影することができます。

Print ScreenとSnipping Toolはどっちがいい?

さて、2種類の方法をご紹介しましたが、どちらがより便利でしょうか?

答えは「用途による」です。

本当に「画像として保存する」ことが目的であるならばSnipping Toolのほうが便利かもしれません。

ただし、パソコン上の画面の画像を、WordやExcelなど他のソフトに貼り付けて使うことが目的ならばPrint Screenで撮影するのが便利です。わざわざ保存せずともPrint Screenをした後そのままそういった別のソフトに貼り付けることができます。

だいたいは材料として使うことが多いでしょうから、使用機会としてはPrint Screenの方が多いと思います。

 

おわりに

今回はスクリーンショットの撮影方法を2つ紹介しました。

パソコンを使用するうえでは欠かせない操作ですので絶対にできるようになっておきましょう。

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