楽をするために覚えたい!フォントに関するショートカット集

文字を装飾するショートカットを覚えよう(Word、Excel)

今回はフォントを操作するのに使えるショートカットを紹介していきます。

WindowsのWordやExcelを想定していますが、ブログ作成ツールなど、他のライティングツールでも使用可能なものがあります。

まずはベーシックなものから。

太字
「Ctrl」+「B」

下線
「Ctrl」+「U」

斜体
「Ctrl」+「I」

「太字」は英語で「Bold」ですのでその頭文字をとってのBです。

同様に「下線」「Under line」からU、「斜体」「Italic」Iです。

このあたりは特によく使うし、この程度の英語なら覚えやすいのではないでしょうか。

「フォント」のダイアログボックスを開くには?(Word)

上で紹介した使用頻度が高いもの以外にも、取り消し線であったり、色の変更だったりと、専用にショートカットキーは用意されていないけれど、用意されている装飾は他にもあります。

Wordの場合、これらはフォントのダイアログボックスを開くことで設定ができます。

Word 2016では図の丸印で囲ったアイコンをクリックすると表示されるもののことです。(次画像)

これ↑ですね。これを開くと取り消し線、上付き文字などの設定が可能です。先程のアイコンをクリックすれば当然このダイアログを開くことができるのですが、ショートカットで表示することも可能です。

フォントのダイアログを開く
「Ctrl」+「D」

うーん、なぜDなのかはよくわかりませんが…。ちょっと覚えにくいです。「フォント(Font)」の「F」の左横にあるキー、と無理やり覚えるくらいでしょうか…^^;

せっかくショートカットキーでフォントのダイアログを開いたんだったら、マウスを使わずにキーボードの上に手を置いたままフォント変更をしたいですよね。

そこで注目するのがココ!

ココに限らず、他の場所でもこういった表記を見ることがあると思います。こういった表記のものは、「Alt」+「○」(○部分に表記のキーを入力)という入力で選択することが可能です。つまり、画像の「取り消し線」はフォントのダイアログを開いた状態で「Alt」+「K」を押すと選択することが可能ということですね。

ちなみに、フォントのダイアログを開いた状態で「Alt」+「C」を押すと「フォントの色」を選択できるのですが、これを開いた後は矢印キーで色を選択し、「Enter」で決定することができます。こうすることでマウスを触ることなく、様々なフォント変更が可能です。

 

フォントサイズ変更のショートカット(Word)

フォントサイズを1pt大きくする
「Ctrl」+「[」

フォントサイズを1pt小さくする
「Ctrl」+「]」

フォントサイズを1段階大きくする
「Ctrl」+「Shift」+「>」

フォントサイズを1段階小さくする
「Ctrl」+「Shift」+「<」

フォントサイズは変更の機会も多いと思うので覚えておくと便利ですね。

さて、「1pt」と「1段階」の違いがわかるでしょうか?

標準のフォントサイズが10.5ptの場合、「1pt」ずつ大きくすると11.5、12.5、13.5と「1pt」ずつ大きくなりますし、小さくすると9.5、8.5、7.5と「1pt」ずつ小さくなります。これはわかりやすいですね。

「1段階」ずつ変更すると11、12、14、16…28、36、48と変化していきます。これはどういう規則…??

これは図のようにマウスを使ってフォントサイズを変更しようとするときに見ているはずのリスト順ですね。

おそらくこれまでマウスでフォントサイズ変更を行っていた方は、なんとなくこちらの方がしっくりくるんじゃないかと思います。

ただし、キーを3つ同時押ししなくてはならないので少し覚えにくいというのが欠点かなと…。

ちょっと上級者向けのショートカット(Word)

上付き文字に設定
「Ctrl」+「Shift」+「;」

下付き文字に設定
「Ctrl」+「Shift」+「-」

さて、上付き、下付きってどんなものかわかるでしょうか?

この「2」の表示方法ですね。上が「上付き」、下が「下付き」です。

基本的にはそこまでつかう場面がないかなぁ…というので「ちょっと上級者向け」としましたが、「;」キーは「+」キーでもありますから、プラスとマイナスで覚えやすいので覚えておいて損はないと思います。なんだかんだ私は時々使うショートカットです。

おわりに

さて、いかがだったでしょうか。

個人的にはすごくよく使う太字と下線、時々使う斜体をまず覚えて、他は必要だと思った段階で覚えればいいかなぁという感じです。

また「Alt」キーを使った選択などは他でも使う知識なので知っておいて損はありません。なんとなく覚えておきましょう。