はじめに
先日(11月7日)にリリースされたアプリ『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドSP(DQMSP)』をプレイし、裏ストーリーまでクリアしましたのでその簡易レビュー的なものを書いておきます。
DQM自体に関しては非常に有名ですし、こでわざわざ説明するまでもないと思うので省略します。
レビュー
本作は3DSの移植版
テリーのワンダーランドというとGB版を思い浮かべるプレイヤーもいるかも知れませんが、本作はリメイクされており3DSで大幅な変更が加えられて同タイトル名で発売されています。
今回のスマホ版はその3DS版をスマホに移植し、出現モンスターに一部変更が加えられたものになっています。
なお私自身GB版はプレイしたことがありますが、3DS版は未プレイです。
よかったところ
きちんとスマホ版に最適化されている
操作性の悪さは全くと言っていいほど感じませんでした。
画像のように、画面の上半分がメインの画面、下画面が更に半分になっていて上にマップ、下にコントローラーとメニューアイコンが表示されているようなかんじです。
SQUARE ENIX INC
マップを触ればスライドして周囲を見れたり、またメイン画面もスライドさせることでカメラ位置を変えてみたりできます。
まぁ移動するとカメラは基本的に背中側からついていくのであまりカメラ操作することはありませんでしたが…。
しっかりやり込める
なんといっても3DSからの移植なのでボリュームはかなりのものです。モンスターも650種以上らしいのでコンプリートしようと思うとかなり大変だと思います。
オートバトル機能がある
これのおかげでめっちゃサクサクなのですが、オートバトルの機能があり、ON・OFFの選択がいつでも切り替えられます。
オートバトルONにしていると、ダンジョン内の雑魚バトルに関しては戦闘開始後1秒ちょっとで自動で相手が倒れ、経験値とお金が手に入ります。またHPやMPの消費もありません。
(一応レベル差で勝敗が決まるらしいですが、ザコ相手にオートバトルで敗北したことがないのでよくわからず)
基本的に倒すのがたいへんなメタル系スライムに関してもオートバトルで処理できるのでとっても便利です。
「えー、それじゃぁつまらんじゃん」という方もいるかも知れませんがご安心を。ボスバトルや星降りの大会などといった重要なバトルではオートバトルは発動しません。3DSと同様に作戦や命令によって従来どおりの戦い方が可能です。
雑魚戦やレベル上げといった作業感のあるバトルだけ、サクサクと消化できるのでとても快適にプレイできました。
ちなみにオートバトルでは自動で相手を倒すので、スカウトしたい場合はオートバトルをOFFにする必要があります。
らくらく冒険機能がある
オートバトルとちょっと似ていますが、更に楽をする機能になります。
こちらは1時間に1回だけ使える機能で、クリア済みの旅の扉を1つ選択すると、その扉の1Fからボス前までワープしつつ、アイテム、経験値、お金を入手してくれる機能となります。おまけにモンスターもその扉に出てくるモンスターからランダムで1体入手できます。
これによってクリアした中で一番強い敵の出てくる扉を選択することでかなり楽にレベル上げやお金回収ができます。
他プレイヤーの登録モンスターと戦える
対人戦ではありません。
対人戦はできないのですが、それぞれのプレイヤーは自分のモンスターを登録しておくことができ、他のプレイヤーはそのデータを取り込んで対戦することができます。
1日にダウンロードできる人数は決まっていますが、対戦に勝つと相手のモンスターを1体ランダムで手に入れることができるので、モンスター回収も捗りそうです。
また、まだやったことはないのですが、IDを指定してその相手を呼ぶこともできるようなので、ほしいモンスターを所有している知り合いにIDを聞いて対戦することで手に入れる、なんてこともできるのかもしれませんね。
配合時に性別を指定して産めるのが便利
これは3DSからなのかどうかわかりませんが、配合して生まれる子供はオスメスどっちで生みたいか、というのを指定することができました。
アイテムをもたせて固定したりとかそんなことを何かしらのモンスターズシリーズでやっていた記憶があるのでこれはとても便利に感じました。
気になったところ
オートバトルだとモンスターの名前が表示されない
オートバトルをONにしているときは敵が出てきてそのまま倒れるのですが、名前も表示されません。
ドラクエ過去作をかなりやりこんでいる人なら、すべて名前を把握しているかもしれませんが、色違いで名前が違うモンスターも多いので、これは表示してほしいなぁと思いました。
オートバトルは設定画面からしか止められない
オートバトルはいつでも設定画面からON・OFFの設定が可能です。
が、設定画面からしか変更できません。
スカウトしたい場合はOFFにしておく必要があるのですが、ONのまま戦闘に入って欲しいモンスターが出てきた場合はもう手遅れです。一瞬で溶けます。
逆にOFFのまま戦闘に入ると、そのバトルではONに変更できません。
このあたりがちょっと面倒に感じました。戦闘中でも変えられたら良かったのに、と。
らくらく配合の使い勝手があまり良くない
ライブラリに載っているモンスターをつくるために必要な素材を検索することができるのですが、たとえばりゅうおうを作ろうと思ってりゅうおうの配合素材を確認しても、『りゅうおう+なにか』みたいな方法がずらーっと並んだりしていて、「だからそのりゅうおうの作り方が知りたいんだよ!」みたいなことになりがちでした。
そりゃ1体できてしまえば他のなにかと混ぜても同じモンスターは産めるわな…。
あとはらくらく配合から素材を選択した場合、スキルポイントを振り分けてから配合、みたいなことができないので、結局らくらく配合で方法を確認してからふつうの配合メニューからモンスターを選択して、という無駄な作業をせざるを得ませんでした。
所有しているモンスターの組み合わせから産めるモンスター一覧、みたいなのも確認できて便利な機能なのに、惜しいなぁという感じが否めませんでした。
おわりに
以上、かんたんに良かったところと気になったところをまとめてみました。
一部気になるところはあったものの、とても楽しむことができました。
11月13日までは2400円→1600円とお得に購入できるので、ぜひ購入してプレイすることをおすすめします。
(買い切りアプリなので追加課金などは一切ありません。)
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