『超効率勉強法』で最高効率の勉強法を学ぶ!

今回メンタリストDaiGoさんの著書『超効率勉強法』を読んだので、いつもどおり感想を残しつつ紹介したいと思います。


『超効率勉強法』で勉強の成果を最大限に発揮する学習方法を学ぼう

どんな本?どんな人におすすめ?

今回紹介する『超効率勉強法』ですが、タイトルがそのまま内容を表している通り、どのように勉強すると学習の効果を高めることができるのか という内容について書かれたもので、学生はもちろんのこと、ビジネスパーソンにも強くおすすめできる内容になっています。

また、行うべき勉強法の他にも、逆にやってはいけない勉強法勉強前や勉強後にやっておくべきことも含まれており、これを読んで取り入れることで幅広く学習スタイルを見直すことができます。

著者はどんな人?

著者はメンタリストのDaiGoさんです。テレビにも出演されていますし、YouTubeやニコニコ動画でもビジネス系のとてもためになる放送をされていますね。

参考 メンタリストDaiGoYouTube

DaiGoさんは色々な論文や書物から得た根拠のある幅広い知識を共有してくれるところがとても好きで個人的にとても尊敬しています。

この著作も、様々な研究データから得られた結果をもとに書かれているので、信頼性が高いですね。
(それぞれの研究自体の信憑性がどれほどのものかはわかりませんが、まぁそれはおいといて)

読み終わってどう感じたか

まぁ一言で言うと「超ためになった」ですね。めっちゃ安い言葉ですが、本当に内容が充実していて是非試してみたいと思えるようなこととたくさん出会うことができました。

個人的に勉強法はある程度自分なりのやり方があって、学校の成績なんかはいい方だったので、ある程度自分のやり方にも自信がありました。

そして本書を読んでいて「うんうんそうだよね」と自分のやり方が正しい方向に向いていたことを確認できた部分もありつつ、勉強前後にやるべきことなんかは全然意識できていなかったことが多くあり、ここは発見の連続でした。

もちろん「うーん、ホントかな?」と思うような内容もありますが、基本的に書かれていることは何かしらの研究データに基づいているので(基本的にどこからの報告か、なんかも全て書かれています)、せっかくなので試してみようと思ってすでに実践してみたりしているものもあります。

読んで満足しているだけでは何も変わらないから、ひとつずつ自分のスタイルに取り入れるようにしていきたいですね。

FuchiAz

『超効率勉強法』を読んだ感想や気に入った部分など

やってはいけない!7つの勉強法

まず本書の初っ端の章がこのタイトルです。ここでは『よくやりがちな』勉強法だけど、科学的に見ると効率が悪い勉強法が7つ紹介されています。
ここでは絞って紹介していきます。

ハイライト・アンダーライン

まず最もあるあるな勉強法ですが『ハイライトまたはアンダーライン』です。まぁこれは結構ダメだということが有名ですね。

心理学者の多くは、ハイライトやアンダーラインを「ただの気休め」と呼んでいます。覚えたいことを脳に刻み込むには、ハイライトやアンダーラインはまったく使えません。(中略)問題なのは、ハイライトを引いただけで脳が満足してしまう点です。

超効率勉強法 より抜粋

テストで点が取れない人ほど教科書がカラフルになっていたりしますよね。まぁ教科書のすべてを丸暗記するわけにもいかないので、狙われやすいところ・重要なところがわかるようにしておくことは大事ですからその目的で1色くらいなら使ってもいいんじゃないかと(私はそんな感じ)は思うのですが、脳が満足しちゃうらしいですね。
まぁ確かにやった感は出ちゃいますもんね。

あとこれは なるほど と思ったのですがどうしてもマーカーした特定の情報にだけ意識が集中しちゃうので、使える知識として身につかない、というデメリットがあると言われています。

学校の定期テスト、歴史とかは重要語だけ問われる穴埋めなんかも多いですが、センター試験や二次試験なんかは時代背景や物事の流れのほうが重要ですからね~。キーワードを記憶するのではなく、歴史を理解する勉強をするべきですね。

集中学習

もう一つだけ取り上げてみます。集中学習というのは要は数時間まとまった時間を取って1つの科目や単元だけを集中して勉強する方法のことです。まぁテスト前とか特にやりがちですよね。一夜漬けなんてまさにこれだし最悪です。

なぜ集中学習の効率が悪いのか、という疑問に対しては、次のような回答が示されています。

ここ数年の研究により、人間の脳は、状況に応じて2つのモードを切り替えていることがわかってきました。

・集中モード……目の前の情報に注意深く意識が向いている状態

・緩和モード……リラックスして思考がさまよっている状態

(中略)「集中モード」だけで真の知識は身につきません。

超効率勉強法 より抜粋

何時間もずーっと勉強する人がいますが(私も高3のときなんかはそうでしたが)、脳も集中できる限界はあるし当然効率は悪く、記憶への定着率が下がってしまいます。

緩和モード中に頭の中でさまざまな情報が結びついていくので、適度に休憩を取る必要があると説かれています。では休憩とはどうすればいいのか、ただ勉強をストップして好きに過ごせばいいのか?その答えは後の勉強後のテクニックが示された4章で詳しく書かれています。

このように休憩のとり方なんて考えたことがありましたか?私はありませんでした。勉強法だけでなく、その後の記憶を定着させるための過ごし方も書かれているのが本書です

超効率勉強法の正体は『アクティブラーニング』

まぁ結局はそこですよね、って感じです。その名の通り積極的(アクティブ)に学習(ラーニング)に取り組んでいく手法のことで、これが超効率勉強法そのものになります。

この本に書かれている超効率勉強法はすべてここに帰着します。学習をアクティブラーニング化していくにはどうすると良いのか、ということが具体例を出しつつ書かれているのです。

本書で提唱する方法は、「アウトプットを大事に」や「ディスカッションで理解を深めよう」といったレベルのアドバイスではありません。(中略)単に授業やレクチャーの間だけでなく、日常のあらゆる状況をアクティブラーニングの実践の場に変えていくのです。

超効率勉強法 より抜粋

アクティブラーニング化の2大ポイント

本書では学習をアクティブラーニング化していくためのポイントを大きく2つに分類しています。

その2つとは『想起』『再言語化』です。

想起とは『思い出すこと』であり、教科書を読みながら前のページに書かれていたことを思い出すプロセスを挟んだり、ベストなタイミングで復習を行ったりといったことが挙げられます。

再言語化とは『自分の言葉に置き換えること』であり、こちらは物事を理解するときにわかりやすい言い換えを考えることで理解を助けるような方法になります。

『想起』を使いこなすにはクイズ化、分散学習、チャンク化を使っていこう、『再言語化』を使いこなすには自己解説、ティーチングテクニック、イメージングを使っていこう、とさらに2つのポイントをそれぞれ具体的なテクニックに分けて解説されていきます。

個人的に一番面白かったのは再言語化の自己解説のテクニックで紹介されていた「メタ認知リーディング」という読み方が、少し前に読書感想を書いた『東大読書』で書かれていた読書法とよく似た部分があったことです。やっぱりこういった読書法が推奨されているんだなぁと再確認できたのと、最近学んだことが別の書籍でも書かれていたというので少し嬉しくなりました。

『東大読書』を読んだら読む力と地頭力が身についた…?【読書感想】

一番得ることが多かった『勉強前 7つのテクニック』

私の場合、結構学習方法は間違っていなかったのか、超効率勉強法はある程度馴染みのあるものとして読むことができましたが、第3章にあたる勉強前のテクニックの部分は自分にとって新しい情報だらけでした。少しだけ紹介します。

音楽を正しく使う

勉強中に音楽を聴くことはありますか?
私は仕事場での作業中は聴きながらの作業ですが、これは周りの会話などが気になってしまうため、耳栓代わり(+無音より音楽聴いてるほうが楽しいから)といった感覚で、静かな環境で勉強できるときは聴きません。集中できなくなるので。

音楽聴きながら勉強すると捗る、という人もいますが果たして本当にそうなのでしょうか。

勉強中のBGMは効率を上げるどころか、勉強のジャマにしかなりません。

超効率勉強法 より抜粋

はい、一刀両断されていました。
どうやらどんな音楽でも脳の負担になってしまうので、勉強にはジャマでしかないという結論のようです。音楽を聞くとテンションが上がるので、作業効率までもアップしたと勘違いしてしまうとのことでした。
まぁこれはそうだよなーといった感想です。

では音楽を正しく使う、とはどういうことなのか。

それは勉強の前後に音楽を利用するということでした。
勉強前に音楽を聞いてテンションを上げた状態で勉強に入ると、その勢いを保ったまま作業に入れるのが良いらしいです。
我慢できなくて聴きながらの勉強に入っちゃいそうですが、こうやって上手にBGMを取り入れることで効率アップも図れるとのことでした。

ちなみに音の中でも『自然音』だけは脳の注意力を上げるものとして紹介されています。

自然音とは風の音や鳥の鳴き声、川の流れる音のようなものです。
こういった音を聞けるアプリなどもあるので、無音が寂しい方は自然音を活用するといいかもしれませんね。

ちなみに私も今まで置物と化していたスマートスピーカーのAmazon Echoを活用して、家での作業中は自然音を色々流してみることにしました。
影響されやすい性格なのかもしれませんが、確かに自然音は勉強や読書の邪魔には感じない気がします。結構心地よいのでオススメです。

↑わざわざ自然音のためにAmazon Echo買う必要はないです。自分は持ってたので活用してますが。

自然の力で集中力を倍にする

先ほど自然音はいいということを紹介しましたが、そもそも自然そのものが集中力アップに効果があるらしいです。

どのような場所でも構いませんが、普段よりも自然が豊かな場所で勉強すると、なんと集中力が2倍になるという実験結果があるのです。

超効率勉強法 より抜粋

『集中力が2倍』ってどう2倍なのかよくわからないところではありますが、純粋に自然に囲まれた環境にいるだけで集中力がアップするという実験結果があるとのこと。先ほどの自然音は脳の注意力を上げる、という部分もここに由来しているのかも知れませんね。人間の本質に関わる部分なのかもしれません。

また、常に自然に囲まれた環境で勉強するようにしろ、というわけではなく(それは難しいですよね)、週に1回だけでも、日曜日などに緑が多めの環境で勉強することで、その後の1週間ずっと集中力アップした状態で取り組みやすくなる、というような結果が出ているらしいです。

なかなか信じがたい事実ではありますが、自然が近くにある方は散歩がてらそこに行って読書でもしてみるといいかもしれませんね。

かわいい動物でも集中力は上がる

これ、面白いなと思いました。我々の脳は動物を見たときにも自然を感じ、集中力が程よい状態にキープされるらしいのです。

これもやっぱり ホンマか~?? と思わざるを得ないところですが、かわいい動物の写真(写真でいいらしいですよ)を見るくらい簡単なことで、癒やし効果もありそうですし、騙されたと思ってやってみると良さそうです。
とりあえずスマホに画像でも入れておきましょうか。

記憶の残り方を変えるための『勉強後 5つのテクニック』

脳は集中モードと緩和モードという2つのモードを切り替えて使っていて、記憶を定着させるためには緩和モードが必要になるということは少し前にも書きました。

第4章ではこの緩和モードにフォーカスを当てていて、どうすれば緩和モードのパワーを引き出し、記憶をより残せるようになるのかということについて書かれています。

運動で記憶を定着させる

なんとなく知っていたテクニックです。勉強後に5分でも運動をすると記憶の定着率が高まるという内容です。この運動は歩行のような軽い運動でOKです。
ステッパーのような歩行具があればそれを使うと良さそうですね。欲しくて買おうか迷ってます(意外と高い)。

また勉強前にも運動を取り入れることで脳機能を高められるとのことなので、勉強を運動で挟み込む方法も推奨されていました。

マインドフルネス瞑想

瞑想……流石にやったことなかったのですが、一部ではやっぱり取り入れている人もいるようで、ここで試してみないと一生やることはないと思ってここ数日取り入れています。

マインドフルネスというのは「いま、この瞬間」に注意を向け続けること、といった意味を持っているようで、瞑想によって集中力や記憶力が高まるという効果があるとのことでした。

1日10分でも効果があると書かれているので、挑戦してみたのですがこれがなかなか難しい。5分で辛くなってしまいます。慣れるが先か、折れるが先かはわかりませんが、せっかくの新しいことなので引き続き取り入れていきたい内容でした。

『超効率勉強法』の個人的まとめ

まとめ

  • 科学に裏付けされた正しいテクニックだけを使うことで、貴重な時間を有効に使う超効率勉強法を実施することが必要である。
  • 超効率勉強法とはすなわちアクティブラーニングのことであり、進んで頭を使いながら学ぶ姿勢が重要である。
  • アクティブラーニングを実施していくには、想起と再言語化というポイントを押さえる必要がある。
  • 勉強前の準備と、ただしい勉強後の行動でも勉強の効率を上げることができる。

とにかく学ぶことに溢れた1冊でした。

やっぱりDaiGoさんの説明はとても筋道立ったもので理解しやすいし、とても説得力もあり、読んでいて楽しかったです。ぜひ別の著作も読んでまた感想を書きたいと思います。

内容が豊富すぎて、一度に全部心がけるのは難しいですが、できることからひとつづつやってみたいと思いました。

FuchiAz

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